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大橋家 日通との戦い
父は日通に追い詰められ、自らの命を絶ちました。これは父の名誉を晴らすため、日通の実態を明るみにし、次の犠牲者を出さないよう始めた、私達と日通との戦いを綴った日記です。10年2月15日に安全配慮義務違反を認定され、父の名誉を晴らす事ができました。これからは、労働問題で苦しんでいる人達と、今も日通と戦っている人達への支援を趣旨とし、運営をしていきたいと思います。
<過労死企業公開訴訟>「社会的批判を」原告が陳述
<過労死企業公開訴訟>「社会的批判を」原告が陳述

過労死や過労による病気で従業員が労災認定を受けた企業名の公開を国に求めた訴訟の第1回口頭弁論が26日、大阪地裁であった。飲食店店長だった夫(当時49歳)を過労自殺で亡くした原告の寺西笑子(えみこ)さん(61)=京都市=が「過労死や過労自殺をさせるのは企業犯罪。社会的批判にさらされるべきだ」と意見陳述した。国側は請求棄却を求めた。

 寺西さんは陳述で書面を力強く読み、「労災申請と民事訴訟を通じて事実の解明に10年以上もかかった。しかし、悲しみは深まり、今も心の傷が癒えない」と心情を吐露。「過労死や過労自殺をさせた企業には何の社会的制裁もない。公開によって若い人の企業選びに役立つ」と企業名公開の意義を訴えた。

Yahooニュースより http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100126-00000082-mai-soci

原告の寺西笑子さんの心情はたぶん私達と同じだと思います。

日通もそうですし、多くの「過労死」や「過労自殺」に関する事件があっても、企業は社会的な制裁を受ける事は少ない現状。まして日通の様な大企業になれば尚更制裁を受ける事すらなく、事実を闇に葬ってしまいます。

この裁判の動向はとても気になりますし、公正な判決を私たちも望みます。

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もうすぐ判決がでます
長男です。

来る2月15日は私たち裁判の一つの節目の日です。どういう結果がでるにせよ、ここで終わりという事はありませんが、新たな気持ちの切り替えができます。

結果がでる15日まで、しばらく私たち家族の平穏な日々が続いています。アメリカにある仏壇から僕たちの生活を見ている天国の父は何を思っているんでしょうかね。

もうすぐ二歳に孫の成長毎日楽しく見て、天国で平穏な日々を送っているのかな。

弔い合戦は父の名誉のため、そして次の犠牲者が出ないようにするため。いつまでも時代遅れのやり方では、会社の経営は続けていけません。これだけ訴訟を起こされているのが、その証拠です。

「パワハラ」

その人だけじゃなく、家族をも、不幸にする悪の所業。名ばかりのコンプライアンスではなく、実現場においてパワハラがなくせるよう、法のもとで社会的責任を負わせ、会社を変えていってもらいたいと思います。

裁判官に正義の心があると信じて、正しい判決を出す事を切実に祈っています。
日通ペリカン便偽装請負裁判 第1回弁論準備(通算第3回期日)報告
 旧城東ペリカンセンター偽装請負裁判の第1回弁論準備が大阪地裁716号ラウンド法廷で12月15日(火)に午後2時を少し遅れて始まりました。

 提出書面の確認の後、裁判長から「労働者か請負かどうかは裏付け資料の証拠による実証が大事になってくる。会社から出すように」と説示があり、会社側弁護士は「〈旧城東ペリカンセンターが〉火災で、あるかないか探している」と言い訳をしました。
さらに、担当裁判官が「作業完了報告書などで日通ドライバーと下請とどこが違うのか?この程度の違いでは雇用か請負かハッキリしない。坂本軽貨物がどう言う役割を果しているのか?社員と請負どこが違うか?請負会社がどう言う形で関与してくるのか指揮監督部分が明確でない。」と説明を求め、会社側弁護士は「請負は比較的自由だ・・。大きな契約関係は坂本軽貨物としているが、その他は荷物の分量やクレーム付かないようになど日通と宮崎さんとで直接やる。ちゃんと運べてるかクレームないかなど日通が宮崎さんから直接報告を受ける。請負を通さずに日通と(孫請けの)宮崎さんと直接やる。」と、シドロモドロに(ウソを言えない雰囲気だったので)今までと違い比較的正直に答えました。

 次回も弁論準備で、2月1日(月)午前11時15分、大阪地裁716号ラウンド法廷と決まりました。

 終わってから、報告と意見交換があり、担当弁護士は、「SDの日報を提出した。下請と実質的に違いはない。日通は提出していない。宮崎さんは孫請なのに下請の坂本軽貨物が出てこない。その実態がない。坂本軽貨物は宮崎さんに指揮監督していない。裁判官は、SDも下請もどこに違いがあるか分からないからと客観的な資料を要求した。」、在間弁護士は「松下プラズマディスプレイ偽装請負裁判の最高裁弁論とは事件の内容が違うので直結していないようだ。偽装請負問題では、経営側が猛烈な巻き返しをしてきていて、『安全衛生法の趣旨から元請が下請労働者に指揮監督しても良い』と主張して、裁判に経営側が勝っている例も出てきている。」と解説がありました。

 日通労働者連絡会の大橋直人さんから、「旧城東ペリカンセンターに接触してみようと思う」と、梅川さんからは「旧城東ペリカンセンターのボヤ火災で関係書面などが都合よくなくなったとは考えられない。仮にすべてが燃えたとしても、バックアップのためコピーや複写片もありパソコン記録や支店などで保管されているはず。証拠の提出は都合が悪いからと火災を理由に提出を渋っていると思われる。」と、話されました。
尼崎アスベスト裁判第4回口頭弁論の報告
 12月10日(木)午前10時30分、神戸地裁尼崎支部3階1号法廷で、第4回の口頭弁論が開かれました。毎回、傍聴者は多く、今回も法廷一杯でした。

 前回弁論以降に提出された書面を確認した後、遺族であるHさんから次のような意見陳述がありました。

 ≪夫は、日通尼崎港支店のトラック運転手として、昭和26年から36年8月まで、クボタにアスベストを運び、積卸していました。アスベスト袋が破れてこぼれ出て、粉塵が飛散して、真っ白になっていました。会社からマスクも与えられず危険という指導もありませんから、タオルをマスク代わりにして作業していました。手にはアスベスト袋の積み下ろしに使う手鉤の傷が残っていました。平成16年8月、背中に出来物ができて病院に行くと“肺癌”と診断され、手術して抗がん剤で治療しましたが、平成17年12月に嘔吐の症状、脳に転移していました。手術と放射線治療をしましたが、今度は肋骨と骨盤に転移し、抗がん剤を9回投与、だるさ、食欲不振、副作用がひどく苦しんでいました。骨盤が一番痛く、モルヒネを投与していました。平成19年8月に抗がん剤9回目の投与のあと、トイレで倒れ、亡くなりました。76歳でした。アスベストがなければ別の老後を送れていたと残念です。あと、娘が子宮頸がんになり全摘手術しました。娘が面倒なことをすべてしてくれ、看病も大変でした。排尿障害が残り、自律神経失調症になりました。日通と話合いをしましたが、「元従業員は部外者!」と言って、お見舞いの言葉もありません。夫は平成19年8月9日に死去しましたが、その後の9月11日にあった6回目の話し合いの場でも、遺影に一礼することもなく、手を合わせることもしませんでした。仕事が原因で亡くなったから、日通には社会的責任がある。裁判所には公平な審理を願っています。≫・・・。

 そのあと、次回の進行協議が3月3日で、弁論を3月11日(木)午前10時30分に神戸地裁尼崎支部(3階)1号法廷で開くことが決まりました。

 そして、閉廷後に簡単な報告集会が持たれ、まず弁護士から「①クボタと日通から工場の状況の証拠を出してきた。②アスベスト運搬作業は1963年までと言っているが、それ以降はなかったか釈明を求めた。③原告からはアスベスト資料を3つ提出した。次回に向けて、被告から①作業状況の反論があり②求釈明の回答をもらい、原告から③作業状況の陳述書を提出する。」と説明があり、次に、元全日通尼崎委員長のKさんから、「意見陳述を身につまされる思い出聴いていた。日通は企業責任を果たしていない。歯がゆい思い。」と話され、韓国の地下鉄労働者からは「アスベストが韓国の一般住宅や地下鉄などで大問題になっている」と、クボタで働いていたサックス奏者から「手術して3年、胸水が溜まって抜いた。クボタにちゃんと対応するように求めたい。」と、梅川さんから「全日通労組言論の自由侵害裁判で勝利判決を受けたが、組合が控訴してきた。」と、報告がありました。最後に、意見陳述されたHさんから、お礼の言葉がありました。

今月・来月の裁判の予定です
今月・来月の日通(会社と労働組合)を訴えた裁判の日程をまとめました。

全日通労組役員選挙 言論の自由侵害
初回控訴審 1月21日午前10時 大阪高裁 (8階)84(傍聴OK)

神戸うつ自殺安全配慮義務違反裁判
判決 1月27日午後1時15分 神戸地裁 203(傍聴OK)

日通ペリカン便偽装請負裁判
弁論準備 2月1日午前11時15分 大阪地裁 716ラウンド(傍聴少人数OK)

王寺アスベスト補償裁判
弁論 2月10日午後4時 大阪地裁 1010(傍聴OK)

大橋家裁判
判決 2月15日午後1時10分 大阪地裁 1010(傍聴OK)

尼崎アスベスト裁判
弁論 3月11日 午前10時30分 尼崎支部(3階)1(傍聴OK)

ぜひ、傍聴など今年も変わらないご支援をお願いいたします。
寅年生まれの夫は生きていれば2月で満60才になり、定年退職です
妻より。

寅年生まれの夫は2月で満60才になります。生きていれば今頃はもう定年退職の準備。

再雇用(エルダ)制度を希望せずにゆっくり多趣味に余生を過ごしていると想像をすると辛くなります。

夫の自死の日以来、真相を知りたく、何度か日通と団体交渉をしましたが、なんの真相もわかりませんでした。やむをえず提訴していらい、すでに2年半が経過しており まだ判決には至りません。 弱者の私達は司法の場に訴えるしか選択肢ありませんでした。しかし、日通から後押しされたこの訴訟は私達に取っては大きな意味があると思います。

私たちは尊い命を日通に奪われた夫の無念と名誉を晴らす事出来るのでしょうか?

どうか私達の声が裁判官に届くことを祈ります。

子供たちに言える事は、こんな悲しい・悔しい経験があるからこそ幸せと感謝を感じる事ができる。不幸があるから幸せはある。悲しみがあるから喜びが感じられる。山登りの探検家は言っていた、死と紙一重だから生きる実感がある。

本当にそう思います。

私達は沢山支援者の励みと支えがあったからここまで来る事が出来ました。精神力衰える事もなく、健康に気をつけて日通との長い戦いに臨みたいです。

最後に、力と勇気くれた皆さんに本当に感謝したいと思います。

ありがとうございます。
明けましておめでとうございます
旧年中は、いつも私たちの記事を読んでくださり、励まし・ご支援のお言葉をいただき、本当にありがとうございました。

私、大橋家の判決は2月15日に出ます。その後も父の名誉回復の戦いは、高裁・最高裁と戦場を変えて、続くだろうと思います。しかし、ここまで心身の健康をなんとか保てたのは、ひとえにご支援してくださっている皆様のおかげです。

私たち家族だけ戦っているのではない、みんなのために、みんなと戦っているという感覚が、とてつもない巨大企業日通との戦いの支えになっています。

SD労働契約違反裁判では、先入観なしに裁判の内容、双方の主張を聞いて判断しても、日通側になんらかなの過失があった事は明確なのに、釈然としない、公平ではない判決が出ています。

こんな巨大企業と戦っていくためには、現場で一番苦しんでいる皆様の力はこれからも必要です。どうか私たちにこれからも戦っている勇気、そして何の罪もなく、私たちを残して自らの人生の幕を閉じた父の弔い合戦に勝利できるよう、力をお貸しください。

日本も少しずつ変わってきています。いつまでも会社がやっている所業が許される社会が続くことはありません。社会的責任は果たさなければいけない時が「いつ」くるかだけの問題です。

個人の私腹を肥やすだけの経営では、社員は着いてきません。この社会情勢、不景気で何かが起こる素地ができています。オバマの言葉じゃないですが、「Yes, we can」、「We can change」です!

2010年を歴史に残せる年にしましょう!

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