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大橋家 日通との戦い
父は日通に追い詰められ、自らの命を絶ちました。これは父の名誉を晴らすため、日通の実態を明るみにし、次の犠牲者を出さないよう始めた、私達と日通との戦いを綴った日記です。10年2月15日に安全配慮義務違反を認定され、父の名誉を晴らす事ができました。これからは、労働問題で苦しんでいる人達と、今も日通と戦っている人達への支援を趣旨とし、運営をしていきたいと思います。
2月10日 王寺アスベスト補償裁判 の模様
 2月10日(水)午後4時を結構過ぎてから、大阪地裁1010号法廷で弁論が開かれました。ニチアスの弁護士が遅刻したためです。

 まず、裁判長より提出書面と証人申請および今後の提出書面について確認があり、証人は、原告からは3名、ニチアスから2名(1名は原告と重複)、日通は1名の申請があったことが確認され、今後の提出書面については、ニチアスから陳述書と証拠調べについての意見書がある、日通からは知見論を証拠として出したい、と述べました。

 それを受け、裁判長は、「平成20年2月14日の提訴から丸2年、証拠調べを夏にして、秋(10月)に結審したい」とのことでした。
そして、次回の弁論は4月28日(水)午後4時、地裁1010号法廷と決まりました。

その後、報告会で、
弁護士より、「双方言い分が出尽くした。証人を申請したが採用するかどうかは裁判所が決める。日通は知見論を提出すると1年前からずっと言っているが未だに出てこない(知見論とは、“当時、アスベストが安全でないとか確たる証明がされていない、大丈夫と言うのがあった、危険なことが分からなかった”と言うもの)。証人尋問の期日は6月9日(水)と6月16日(水)〈両日とも時間は未定〉に決まっています。」と解説がありました。

 最後に、遺族の娘さんの妹さんより「陳述書を、当時を思い出したり、父の手帳を見ながら、図書館で泣きながら書いています。」と声をつまらせ、涙があふれて、辛い思いを話されました。
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日通ペリカン便偽装請負裁判 第2回弁論準備(通算第4回期日)報告
日通ペリカン便偽装請負裁判 第2回弁論準備(通算第4回期日)報告がきましたので、掲載いたします。

 旧城東ペリカンセンター偽装請負裁判の第2回弁論準備が大阪地裁716号ラウンド法廷で2月1日(月)に午前11時15分から始まり、出席は双方の弁護士の他各2名でした。

 前回に裁判長から「請負と言うなら、その証拠を会社から出すように」と言われていましたが、会社側は、「探したが、やっぱり火災で、なくなった」と都合よく言いました。
会社側が提出した準備書面では「請負だが、仮に労働者としても残業の計算が違う」と言うことを延々と主張しています。

 次回も弁論準備で3月15日(月)午後2時15分、大阪地裁716号ラウンド法廷で、双方の反論や主張があれば準備書面を提出することになりました。

 その外に、団交拒否と不誠実団交で不当労働行為救済の申し立てをしていますが、日通は「使用者でないので、団交する義務はないが、任意で交渉を受ける」と言ってきています。日通がトンネル下請会社である坂本軽貨物を紹介し、個人孫請にして、日通が直接に指揮命令して働かせていたのに、使用者責任がないとよく言えたものです。

 裁判と言い、労働委員会と言い、日通で働かせて儲けているのに、今やあらゆる分野で大きな社会問題になってる“偽装”(請負)を企て使用者責任がないと逃げまくる無責任さは、コンプライアンスや企業の社会的責任(CSR)を高らかに謳う日通としては恥ずかしくないのでしょうか?これでは、独禁法違反で会社や従業員や株主に多大な損害を与え、総合物流業者である日通から宅配事業ペリカン便もなくなるはずです。恥を隠そうとトラックのボディー色を日通のイメージカラーであったオレンジイエローからホワイトに変えても、中身が変わらなければ意味がなくムダ使いで逆効果だと思いませんか?日通の(ペリカン便)川合社長さん!

判決の結果を報道した記事
ヤフー(読売新聞)で掲載された報道記事です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100215-00001295-yom-soci

うつ病自殺、上司言動が一因と認める判決

 「日本通運」大阪旅行支店(大阪市中央区)に勤務していた大橋均さん(当時56歳)がうつ病となり、自殺したのは退職強要が原因だったとして、妻ら遺族3人が同社に計約5000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。

 田中敦裁判長は「自殺は予見できなかった」としたが、上司の言動がうつ病の一因になったことは認め、慰謝料約330万円の支払いを命じた。

 判決によると、大橋さんは2004年6月にC型肝炎で入院。翌月、うつ病になり、06年11月に自殺した。

 田中裁判長は、大橋さんの入院前後に、上司が「自分から身を引いたらどうか」などと発言したことについて、「精神面を含む健康管理上の安全配慮義務に違反する」と指摘した。

 日本通運広報部は「判決内容を検討して対応を決定する」としている。

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朝日新聞で記載された報道記事です。

日通元社員自殺、上司発言がうつの一因と認定 大阪地裁

 日本通運(本社・東京)の男性元社員(当時56)が首つり自殺したのは上司から退職を迫られたのが原因として、妻ら遺族3人が同社に慰謝料など計約5千万円の賠償を求めた訴訟の判決が15日、大阪地裁であった。田中敦裁判長は、上司の発言が男性の精神状態を悪化させた一因と認定し、同社が安全配慮義務を怠ったとして慰謝料など約330万円の支払いを命じた。

 遺族側は、男性が生きていれば得られたはずの収入(逸失利益)2千万円余りも求めたが、判決は、上司の発言と自殺との直接の因果関係まではないとして退けた。

 判決によると、男性は2004年春に関西空港支店に配属され、貨物の仕分けなどを担当。持病のC型肝炎の治療で入院した後の同7月、通院しながら職場に復帰したいと上司に伝えた際、「自分から身を引いたらどうか」と退職を勧められた。そのころからうつ病を発症し、06年11月に自宅で自殺した。


大橋家裁判 判決がでました。「勝訴です!」
長男です。

さきほど母から判決がでたと連絡がありました。

勝訴です!

判決文が51ページに渡る物で、内容をすべて把握はできていませんので弁護士の先生と内容の把握をしてからお知らせさせていただきます。


2007年7月30日に提訴し、2年7ヶ月間、心身を削りながら戦ってきました。


父の誕生日は3日前の2月12日ですが、父にとっても最高のプレゼントを贈れる事ができました。


これはたくさんの日通で働く人たちにとって、またその他の労働者にとって大きな意味のある判決だと思います。

日通は控訴してくると思いますが、「やっと、やっと、一つの区切りがつける事ができました」

こんなにうれしい事はありません。

「お父さん、やったで!

天国で見てるか!

みんなのおかげで、お父さんを応援してくれたみんなのおかげで、勝訴を勝ち取る事ができたで!

お父さんを味方してくれた人はこんなにいたんやで。人望ちゃうの。照れんでいいで。

僕達はできた!やっとここまでくる事ができたな!

生前はお父さん・家族のために、お父さんが亡くなってからはこの裁判のために、心身を削りながら、精一杯やってきたお母さんを褒めてやって!

今日は最高の日やね。ビールで乾杯しようか?C型肝炎の心配はあらへんよ。飲もうや!」

全日通「言論の自由」侵害裁判
全日通裁判支える会からの原稿が届きましたので、掲載いたします。

 地裁で完全敗訴した組合が反省することなく控訴して初めての弁論が1月21日(木)午前10時に大阪高裁84号法廷で開かれました。

 25名余りの支援の傍聴者が集まる中、森博行弁護士と、今年1月から森法律事務所で活躍されることになり、この裁判でも原告代理人として名を連ねてくださった小谷成美弁護士が来られ、しばらくして弁論が始まりました。

 双方の提出書面が確認されてから、裁判長が「和解はどうです?」と双方に聞きましたが、組合側弁護士は答えず、原告側弁護士は「地裁で和解の協議をしましたが成立しませんでしたから」と言ったところ、裁判長は、あっさり「そうですね」「では、これで結審し、次回判決を言い渡します」と宣言したのです。

 あっけなく終わりましたが、裁判所の敷地内で報告ミニ集会を行ない、森弁護士から「組合の主張は地裁と変わらず、『憲法の間接的適用の公序良俗違反だけでは損害賠償とはならない』としているが、そもそも『言論の自由の享受という人格的利益が侵害されたから違法であり賠償しなければならない』のであって、的外れな主張と言う外ない」と解説があり、勝利を確信しました。
傍聴参加者には、SD裁判・偽装請負裁判・うつ自殺安全配慮義務違反裁判・尼崎アスベスト裁判・日通労働者連絡会など、非常識な日通と闘っている人たちが来られていて、

 最後に、梅川さんから「私の裁判はあっけなく終わりそうですが、これからも共に頑張りましょう!」と力強くアピールがありました。

控訴審 判決!

次回は判決です。
★2月25日(木)
午後1時15分
大阪高裁84号法廷
(別館8階です)

多数の傍聴参加をお願いします。

裁判終了後に報告集会を大阪弁護士会館で行ないます
今週の金曜日2月12日は父の誕生日です
長男です。

今週の金曜日2月12日は父の誕生日です。父は2006年11月5日、56歳という若さでこの世を去りました。もし、生きていれば60歳になり、還暦を迎えます。

前にも書きましたが、父は若い頃から仕事でたくさんの国を旅する機会がありましたが、その中でも、父が一番好きだった国はアメリカでした。

仕事で必要だっという事もありますが、父は家で英会話の勉強を続けたり、洋楽を聞いたり、洋画をみたり、ほんとにアメリカの文化が大好きでした。

アメリカからのお土産はいつも、カントリー音楽をほしがったり、ウェスターンブーツやテンガロンハットなど、カウボーイ・インディアンがいる西部の文化の物を好んでほしがりました。

もし、生きていて60歳の還暦を迎えられていたら、同じように還暦を迎えた母と一緒にアメリカに遊びにきて、弟も一緒に家族でアメリカ国内旅行に行けてたのではないか思います。

父の好きな映画の一つに、ケビン・コスナー主演の「Dance with Wolves」という映画があります。この映画は、南北戦争時代のフロンティアを舞台に、スー族の女性と愛し合いインディアンと共に生きた元北軍中尉の、数奇な運命と大自然との交感を壮大なスケールで描くエコロジー西部劇です。

僕もこの映画に大きな影響を受けて、アメリカに来たらどうしても馬に乗れるようになって、大草原を馬でおもいっきり駆けてみたいと思っていました。アメリカは近代化した今でも乗馬の文化は色濃く残っており、いろんなところで乗馬ができる環境があります。

いつか父と、父が好きだったDance with Wolvesの一シーンのように、バッファローがいる大草原を一緒に駆ける夢が叶うのだろうかと学生の頃に思っていましたが、それも叶わぬ夢になりました。

父とやり残した事はほんとに多かった。ほんとにくやしいし、やりきれないですね。

来週はいよいよ判決です。せめて、父に「父の名誉を晴らせたよ」という報告がしたいです。




神戸うつ自殺安全配慮義務違反裁判 判決の結果
判決の結果が出ました。

敗訴だそうです。神戸地裁は原告の訴えを退けたそうです。

詳しい情報はまだ聞いていませんが、原告側が日通に安全配慮義務違反があったと裏付けるすべての理由は、認められなかったと聞いています。

もちろん原告の方は高裁に控訴する事に決めました。

争点は
1 事実経過
2 業務と自殺との因果関係
3 自殺の予見可能性
4 安全配慮義務違反
5 損害額
だそうです。

日通側に安全配慮義務違反がなかった事と判断した裁判所の理由は下記の通りです。

安全配慮義務は労働者の心身の健康を損なわないことに主眼があり、健康を損なって休職した労働者に円滑な復職を果たさせる為の積極的措置を講じることまで義務づけるものではない。


原告は「今後は、過労死弁護団で協議しながら、反論を作っていくつもりです。たくさんの弁護士の智恵を集めて、現代のかかえた問題点を日通に提示していけることに、少し誇りを感じています」とおっしゃっていました。

とても残念な結果です。

今回の判決で裁判所が原告の訴えを退けたとしても、日通はまったく落ち度がなく、社員のケアを完全にできていたという事ではありません。「火のないところに煙は立たない」。何か、日通に問題があるから、こういう訴訟が起きたのです。

どうか、裁判の結果だけに捉われず、問題の本質がなんなのか見極め、今何をすべきかを見失わないで、改善していってほしいと思います。

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