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大橋家 日通との戦い
父は日通に追い詰められ、自らの命を絶ちました。これは父の名誉を晴らすため、日通の実態を明るみにし、次の犠牲者を出さないよう始めた、私達と日通との戦いを綴った日記です。10年2月15日に安全配慮義務違反を認定され、父の名誉を晴らす事ができました。これからは、労働問題で苦しんでいる人達と、今も日通と戦っている人達への支援を趣旨とし、運営をしていきたいと思います。
冒頭意見陳述の内容
夫は、1969年19才で日本通運に入社し、37年7ヶ月、一生懸命会社一筋に働いてきましが、昨年11月5日に自殺をしました。

1995年、夫は得意な英語を活かした添乗業務から、機内の清掃をする会社に出向を命じられました。この出向会社の社長から「君は49歳だからもう行くところがない。どこも雇ってくれない,君にはその危機感がない」と言われ、非常にショックを受けていました。さらに追い討ちをかけるように、成田へ単身赴任の転勤を命じられました。まじめだった夫は、プライドを傷つけられても、逆らうことなく、屈辱に耐えていました。左遷とも取れる命令にも、文句を言わず、会社のため、家族のために従いました。

会社は、さらに、夫を別の会社に出向させ、荷物をコンテナに積む肉体労働、朝が早かったり夜が遅かったりする不規則なシフトを命じました。この時も、夫は文句も言わず、黙って会社の決定に従いました。

会社はC型肝炎の夫に、病気への配慮を一切しなかったばかりか、辞めたくなる冷酷な人事異動を命じ、遠方へ転勤をさせ、肉体労働を押し付けました。 結局、夫は病気発見から十年近く、やむおえず治療を先延ばしにせざるえませんでした。

単身赴任から関西に戻ってくる事が決まり、医師から「年齢的にも、肉体的にも治療に専念する最後のチャンス」と言われた時、夫は、入院すれば「辞めさせられないか?」、「また左遷させられないか?」と心配ばかりしていました。私も息子たちも、夫の身体を心配して入院を進めた結果、勇気を出して、会社にその意向を伝えることを決めてくれました。

話を聞いた支店長は、強い不快感を示し、「人事異動に不満があるのか?」、「なぜ移動前に治療を受けなかったのか?」と、信じられない残酷な言葉を浴びせました。

裁判長を始め皆様は、自分の家族が入院治療を必要とする時、そのことを本人がお願いに来た時、どのように接するでしょうか? 私は夫の対する会社の仕打ちを許しません。

夫は、35年間ろくに有給休暇も取らず、子供の運動会にも休まず、まじめに誠実に会社のためにがんばってきました。支店長の言葉は、どれだけ会社のために尽くしてきた夫を傷つけたかわかりますでしょうか?

会社は夫だけではなく、家族も苦しめ、不安にさせ、追い詰めてきました。私もこの数年間、睡眠薬を飲み続けなければいけないぐらい、不安で眠れない毎日を過ごして来ました。夫は、私よりも苦しんでいるからこそ、私がしっかりし、家族を守っていかなければと、いつも心に刻み続けてきました。結局、入院はしましたが、夫は「解雇されるのでは」と常に不安をもちながら、「会社に迷惑をかけたくない」と、複雑な思いで治療には専念できず、早期復職を希望しました。

夫の苦しい思いとは裏腹に、自宅待機を命じられました。会社からの連絡がなかったこともあり、不安を抱えながらも勇気を出して復職のお願いに行った夫に対して、会社は、再び残酷な言葉を浴びせました。
「半年の通院治療が必要なら仕事にならない。会社に迷惑を掛けていると思うなら、この際身を引いたらどうや!」と言われました。「解雇される?」と、いろんな不安や恐怖を抱え、家族のために勇気を出し、誠意を持って、命の危険のある病気の入院治療も縮め、早期復職のお願いに行った夫の気持ちがわかりますでしょうか?

そんな夫に、この言葉はどれだけ苦痛だったか重かったかわかりますでしょうか?

夫を精神的に追い詰める言動が重なり、夫はうつ病になっていきました。

自殺の直接のきっかけになった事です。食事が喉を通らないほど悩み、10日後に楽しみにしていた息子との旅行も待てないくらい辛く苦しみぬいて、夫は、遺書も残さず、自らの命を絶ちました。 夫のミスではないかもしれないささいな仕事のミスで、大声で叱責をされたり、「イエローカード」なる社内メールで「もう後がないよ」と追い詰めたり、自宅まで電話かけてきたり、異常な責任追求をし、過大な圧力で責め続け、死まで追い詰めた会社を絶対許すことができません。夫の死後1日も経たず、息子たちが帰国しておらず、精神的に不安定な私に、夫の退職手続きを迫ってきました。こういう状況の中、誠意も見せず、夫の死さえも事務的に扱おうとしました、この非人間的行為に、私は怒りと恐怖を覚えます。

会社は「社員の自殺」でさえも、あくまでも事務的に処理をしようとする倫理道徳の欠けた体質を持っています。会社は、夫が自殺したのは一切ない責任ないはと主張しています。 私は、真実を明らかにし、夫の名誉回復をしたい。夫を殺した会社に責任を取らせたい。また、私たちのように、一生この辛い悲しい思いをする犠牲者が出ない様に、社会に訴えていきたいと思い、この訴訟を起こしました。この「倫理道徳の欠如した会社には本当に責任がないと言えるでしょうか?」という事を社会に訴え、経験を無視した配転・出向C型肝炎という病気を知りながらの会社対応、夫の死の根本原因を、この訴訟を通して明らかにしていきたいと思っています。
この記事に対するコメント
出向会社=羽田タートルサービスの悪質
2009/08/04
【判例】
佐川急便「過労自殺は労災」 逆転裁決
佐川急便東北支社で派遣社員として働いていた仙台市宮城野区の赤坂貴志さん(当時29歳)が過労によるうつ病が原因で自殺したとして、母親の優子さん(56)が仙台労働基準監督署に請求した労災申請について、労働保険審査会は3日、仙台労基署の不認定を取り消し、労災を認める逆転の裁決をしていたことがわかりました。決定は7月29日。同審査会が逆転裁決を下すのは異例ということです。
審査会は、赤坂さんの労働時間などは厚労省が指針で定める基準には当たりませんが、午後7時~翌日午前4時の勤務を5年以上続けていて、必要最小限度の睡眠時間を確保することが困難な状態が続き、「仕事が原因でうつ病になった」と認定しました。
審査会の裁決書などによると、赤坂さんは遅くとも06年2月にうつ病になり、同年3月、自宅で自殺しました。自殺前の約1年間は1か月あたり100時間を超える時間外労働を続けていたといいます。
仙台労基署は08年1月、労災の不支給を決めるなどしたため、遺族は審査会に再審査を請求していました。母親の優子さん(56)は「やっと分かってもらえた。機械のように働かせて反省もしない会社に怒りを覚える」とコメントした。仙台労基署は「決定に基づいた対応をしたい」としています。
優子さんは昨年4月、佐川急便と羽田タートルサービスを相手に、約9,335万円の損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こしていて、いまだ係争中です
【2010/03/21 19:06】 URL | #- [ 編集]

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【2010/09/07 18:54】 URL | グリー #NYykY/8g [ 編集]


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